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    本の贈り物<猫絵十兵衛 御伽草紙>

    • 2012.07.06 Friday
    • 23:41
    先日、新設したカテ。
    いただきものの本を紹介するコーナーである。

    ミキティから、貸した本のお礼にといただいたのは・・・


    『猫絵十兵衛 御伽草紙』永尾まる(少年画報社)

    三笠長屋(通称・猫丁長屋)に住む十兵衛は、
    浮世絵師・吉野十玄の一番弟子。
    動植物の絵はめったやたらと上手いが人物画は苦手で、
    今は師匠の家を出て、
    鼠除けの猫絵を専門にする猫絵師として生計を立てている。
    十兵衛の猫絵は、鼠除けの効果が抜群と評判だが、
    それもそのはず、
    絵の道具と一緒に十兵衛に担がれて仕事にも同行している、
    三毛猫のニタは、実は、
    かつて肥後国の天草下島にあるニタ峠の猫仙人を務めていたという、
    立派な『猫股』なのだ。

    十玄師匠、
    売れっ子戯作者・濃野初風
    近くの寺の住職・奎庵
    木彫り職人見習いの信夫(しのぶ)、
    蜆売りの少年・松吉
    花魁「花雲太夫
    猫丁長屋の住人たち
    (猫が苦手な浪人・西浦弥三郎、左官職人の佐助、博奕好きの大工・文吉)、
    それぞれの飼い猫たちや近所の猫たち、
    そして、十兵衛が行く先々で出会う猫と猫を愛する人々。

    それぞれの出会いと別れ、人生の機微を、
    ときにおかしくときに切なく描き出す、お江戸御伽草子。


    もう、猫好きにはたまらんほど、
    猫だらけ!!
    しかも、その猫さんたちが、個性的である。
    仔猫を可愛く描ける漫画家さんは結構いるけど、
    年老いた猫、若い猫、でっぷり太った猫、がりがりの野良猫、
    お腹に仔のいる母猫、喧嘩の強いコワモテの雄猫、
    当時流行りの短尾の日本猫、オッドアイの長毛種、
    などなど、多種多様の猫を描き分ける技量には感嘆。
    (あたしは耳丸が好き♪)

    しかも、お江戸人情物の時代小説が好きな人にもおすすめできるくらい、
    江戸の風俗が上手く描けている。

    そして、何よりもつぼだったのが、
    作者があたしと同じ
    職人好き
    であること。
    実在の人物も織り交ぜて、
    様々な職人さんの仕事をお話の中に上手に取り込んでいるのが、最高。

    鏝(こて)絵名人の伊豆の長八も紹介されているし、
    欄間などの木彫りの面白いし、
    何より、十兵衛の師匠である、吉野十玄は、
    先日、紹介した小説『国芳一門浮世絵草紙』に登場する、
    歌川国芳がモデルなんだよー。
    家には弟子がたくさん住み込んでて、猫が好き、
    というのが小説と同じでうれしい。

    猫股、猫王、猫仙人といった、
    怪談やファンタジーのような要素もあって、
    とっても贅沢な作品だ。

    ミキティからもらったのは、3巻までだけど、
    調べてみたら、既刊は5巻まで刊行中。
    自腹で続き買うっ!!

    ◆2012年読了本(いただきもの)・・・6冊◆

    本の贈り物<3月的獅子>

    • 2012.06.25 Monday
    • 23:37
    ありがとう。
    みんな、ありがとう。

    本好きのオレのために、
    友だちがいろいろくれたりするので、
    ますます、にぎやか読書生活。

    いただきものカテも作っちゃおう。

    今回は、みっちゃんからの贈り物。


    『3月的獅子』羽海野千花(尖端出版SPP青年館)

    あい。
    もちろん、『3月のライオン』だよー。
    台湾ヴァージョン。

    みっちゃんの妹さんが台湾に留学中で、
    お土産に買ってきてくれたものを、
    いただいちまったい。

    『羽海野チカ原画展』にも飾ってあり、
    海外版も一度、ゆっくり読んでみたいなあ、と思っていたから、
    嬉しい限り。
    みっちゃん、あんがと。

    尖端出版のコミックスは、いわゆる海賊版じゃなく、
    白泉社の公認だから、
    オリジナルとほんとに同じつくりである。

    作者の名前の「チカ」は、
    さすがにカタカナだと台湾の人にはわからないからか、
    「千花」に。
    でも、いいね、千の花。綺麗な字。

    帯には、
    「青春教典《蜂蜜幸運草》作者
    羽海野千花 最新力作!!」


    おおっ。
    ちゃんと意味がわかるのが、うれすぃー。

    作中のセリフは、もちろんすべて漢字。
    背景の中の「描き文字」(擬音とか)は、
    解説が必要なもの以外は、結構そのまま。
    二海堂くん登場シーンでお馴染みの
    「むっちり」とか「もっちり」も。

    何度も何度も繰り返し読んだ本だからか、
    漢字ばっかりでも意外にわかるもんだな(笑)

    「台湾だと、こう書くんだ?!」
    という発見も面白い。

    ・衛生紙=トイレットペーパー
    ・便利商店=コンビニ
    ・百貨公司=デパート


    ここらへんはわかりやすいな。

    食べものも結構理解しやすいねー。

    ・生魚片=お刺身

    あんまり美味しそうじゃないけど、わかる(笑)

    「泡麺」は、インスタントラーメン、カップ麺のことだな。

    二海堂と零が、マック(マクドナルド。作中ではメック)の前で見かける、
    ギガメックは、
    「超級大美克」
    うん。ヴォリューミーな雰囲気が出ておる。

     
    チカさんの作中にしばしば登場するジブリネタだけど、
    台湾版では、実際の訳を上手く使っている。

    ひなちゃんが、書道で書いた、
    『千と千尋の神隠し』は、
    ちゃんと台湾訳名である
    『神隠少女』
    に書き換えられてるし。

    モモちゃんが、二海堂に初めて会ったとき、
    トトロをモデルにした架空キャラ
    ボドロ
    に似ていると、いきなり懐いてしまうシーンでは、
    台湾版『トトロ』の名前である、
    「龍猫」(ロンマオ)
    をもじって、
    「ボドロ」に、
    「龍龍猫」
    という字をあてているのが、
    やるなー!
    という印象。

    好きな本の海外版から、
    外国語を勉強するのは、アリだな。
    台湾版、おもしろかった♪

    ◆2012年読了本(いただきもの)・・・3冊◆

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